あけましておめでとうございます。
そしてtakechiどす。
先月25日のライブ、たくさんの方に来て頂き、メンバー共々感謝の気持ちで一杯であります。
2011年も素敵な曲を作成していきますのでどうぞ御贔屓に願います。
さて、昨年の続き、皆さんが全く興味がない経済話なんですが勝手に進んでいきます。
前々回のコラムで、この超円高の原因は御理解して頂けたと思う。 そぉ、2010年の夏以降、世界は米国を核とした通貨バトルが繰り広げられている。スイスやブラジルや韓国、日本も中央銀行の自国通貨売り米ドル買いに必死になっていた。GDPナンバー2の中国は元高を緩やかにならば認める方針らしい....
しかし、まだこの他にも「円高ドル安」」要因がある。それは、米国の経済成長の微弱さだ。リーマンショック後、オバマ政権もかなり頑張ったが、セカンドリセッションは免れそぉもない。雇用・住宅共に成長率が寂し過ぎる結果である。
去年の10月、わてくしの知り合いが米国へ出張し、実際の米国経済の現状を簡単にまとめてもらったものがあるので掲載したいと思う。
では、「アメリカン・ナイトメア 40項目」まとめて御覧あれ!!!!
1.米国の 28%の世帯が少なくとも一人が常勤の仕事を求めている
2.ピューリサーチ社の最近の調査では、リセッションが始まってから、55%の労働人口は、失業ないし賃金引下げ、労働時間短縮、パートタイムへの望まない移動、を経験している。
3.失業保険を受け取っていない920万人の失業者が存在している。
4.仕事を見つけるのに、平均35.2週間掛かっている
5.2007年以来、アメリカは1050万の仕事が無くなった
6.中国貿易収支の黒字(多くは対アメリカ)は1年前と比べて140% 増加した
7.アメリカ人労働者は以下の情勢に対応しなければならない:中国の衣料品労働者は1時間86セント、カンボジア人は22セント稼いでいるだけ
8.2009年の調査では、「常にあるいは通常」その日暮らしをしているアメリカ人は、2007年の43%、2008年の49%に比べて今や61%になっている
9.ブルームバーグの調査では、71%のアメリカ人が経済は未だにリセッションにあると感じているという
10.銀行は2010年の第2四半期で 269,962 件の住宅を回収した、これは記録を塗り替えた
11.銀行はサウス・フロリダの2010年の最初の月で4000件の不動産を回収したが、これは2009年の同月に比べ83%増加だ
12.RealtyTracによると、2010年前半期で、165万件の不動産が差し押さえ通達を受けた、という
13.不動産銀行協会は最近、住宅購入ローンの申請数が13年来の低さになったと発表した
14.アメリカの世帯でトップの5%のみが、1975年以来上昇する住宅費用にマッチする収入増を得ている
15.2009年には141万人が個人破産を申請したが、2008年に比べ32%増だ
16.各退職者社会保障給付金は1950年には16人の労働者によって支払われた。今日、それはほぼ3.3人によって支払われる。2025年になると、二人の労働者によって一人の退職者に支払われる計算になる、という
17.新しい世論調査によると、10人の内6人の非退職者は自分達が退職した時には社会保障給付金は支払われることはないだろうと考えている
18.43%のアメリカ人は退職用に1万ドル以下の貯金しかもっていない
19.ある調査によれば、36%のアメリカ人は退職後のための貯蓄になにもしていない、と言う
20.最近の調査では、24%のアメリカ人労働者は自分達の退職年を延期したと語っている
21.全国産業審議会の消費者信頼感指数は6月52.9%の大幅な下落を示した。殆どのエコノミストは7月の指数は62ほどになると予想している
22.アメリカの小売は6月は連続して2ヶ月落ちた
23.ショッピングセンターの空き室と賃貸率は2010年第2四半期更に悪化している
24.アメリカの消費者金融は過去16ヶ月の15ヶ月収縮している
25.2010年の第1四半期、少なくとも3ヶ月超過のローン合計は16四半期継続して増加している
26.カリフォルニアでは事態はいよいよ悪化してきていて、首府サクラメントのビジネスは6件に1件操業停止に追い込まれている
27.イリノイ州では、公債証書所有者デフォルトで世界で8番目にランクされている。カリフォルニアは9番目
28.アメリカ人の25%はクレジットスコア599以下となっている。それの意味するところは破綻寸前だ、ということ
29.8月6日、アメリカ当局はフロリダで3つ、南カロライナで2つ、ミシガンで1つの銀行を閉鎖した、合計2010年で閉鎖されたのは96件になる
30.FDIC(連邦預金保険会社)の預金保険は207億ドルの赤字だが、2009年末よりか多少改善されている
31.連邦政府財政赤字は3ヶ月残して1兆ドルに上った
32.アメリカ財務省の議会に付したレポートによれば、アメリカの負債は今年13.6兆どるになる、2015年には19.6兆ドルになると予想されている
33. M3マネーサプライは2010年第1四半期で年率9.6%の落ち込みだった
34.44歳から75歳までのアメリカ人で、61%が金に窮するようになるのが一番の恐怖だと語った。残り39%は死ぬ方が怖い、と言う
35.ある研究では、アメリカの低層の80%の世帯は2007年の時点で7%の流動資産を持っていたのが分かったという
36.アメリカの下層40%の所得者は合計して国家の富の内1%以下しか所有していない
37.公的な貧困ライン以下の収入のアメリカ人の数は、2000年から2006年の間で15%上昇した。2008年には3000万人以上のアメリカ人労働者は1時間10ドル以下しか受け取っていない
38.最近の調査によると、アメリカの全ての子供の21%が2010年の時点で貧困ライン以下の状況にあるという。これは20年間で最高の値である
39.アメリカの歴史始まって以来、4000万人以上のアメリカ人がフードスタンプで生きている、また農務省は2011年にはその数が4300万人に上昇すると予想している
40.ラムッセン・リポートはアメリカ人投票者のわずか23%が、連邦政府が被統治者の同意を受けていると考えているということを発見した
はぁ~結構長くてすまない。読んで頂いてありがとうである。これが、米国の最悪な現状らしい....
ってことは、米ドルなんか買うのはアホだと思うのが普通だと思うが、基軸通貨の為、各国ジャブジャブに余った米ドルを買うハメになる。(買わざるえない状況)アメリカ人は色々と考えていらっしゃる....実に巧妙です。
で、この友人また出張で米国に行ってるので、次回レポート出来たらしたいと思う。米国経済が復活しない事には、日本の復活はありえないので吉報を待っているのだが....
まぁ、楽しみにしていて下さいな。
あっ、前々回のコラムの②「日本人のラストチャンス」の件は、まだ時期が早い気がするのでまた次回から、少しづつお話ししたいと思います。
皆さん、日本円で貯蓄しておくように.....
次回は、西田やね。今年も音楽頑張りましょう!!!
じゃあ、ブログ頼むわ。
[7回]
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